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Text File | 1998-05-31 | 13.2 KB | 157 lines | [ TEXT/ttxt]
最終改定日:98/5/31 バージョン:ImageViewer-J 4.61 このファイルには以下の内容が含まれています: 画像を開く 画像の保存 リストの保存 入力 カメラの選択 特殊なファイルコマンド ロケーションの指定 ロケーションへコピー ロケーションへ移動 ファイルをゴミ箱へ移動/ファイル削除 重複ファイルの削除 ファイル名の変更 プリビューおよびアイコンの作成 リソースの除去 バッチ処理 印刷 画像を開く ImageViewer-J では、以下の画像ファイルタイプを開けます:GIF/JPEG/PICT/TIFF。さらに QuickTime™ 2.5 を利用し、PhotoShop 2.5 および 3.0、MacPaint、Silicon Graphics.rgb、そして新しい QuickTime 画像ファイルフォーマットを開くこともできます。これ以外のフォーマットも将来追加される予定です。またムービーファイル(タイプが 'MooV')もファイルリストの1部として開き、任意に再生することができます。 画像を開くには、まずファイルメニューから“開く”を選びます。ほぼ標準的な“開く”ダイアログが表示されます。ここでファイルを1つ選んで、“フォルダを閲覧”を選ぶと、そのファイルが保存されているフォルダ(基本フォルダと呼びます)を基にしたファイルリストが作成されます。ファイルリストが作成される方法は、編集メニューの“プリファレンス”内の“ファイル”カテゴリにある“ファイルリスト作成時にサブフォルダを検索”チェックボックスの設定に依存しています。もしサブフォルダを検索がオンだと、リストには基本フォルダ内の全てのフォルダに保存されている ImageViewer-J が開くことのできる画像ファイルが全て含まれます。もしサブフォルダを検索がオフだと、基本フォルダ内のファイルだけが含まれ、基本フォルダ内のフォルダは無視されます。フォルダあるいはボリュームが選ばれていると、“フォルダを閲覧”で選ばれているフォルダまたはボリュームの中身が ImageViewer-J によって開かれます。 開くを選ぶと、画像を1枚開くか、フォルダの中身を表示する標準的な動作を行います。 ファイル、フォルダ、あるいはボリュームは、ImageViewer-J アイコンにドラッグ&ドロップしても開けます。 プリファレンスの“プレビュー&アイコン”カテゴリで“ファイルを開く時”に作成がオンになっていると、ギャラリー形式あるいはアイコン形式表示も含めてファイルが開かれる際にプレビューとアイコンが作成されます。 注意:ImageViewer-J がファイルリストを構築する際には、指定されたフォルダ内を全て検索し、ファイルタイプが無効なものについても、その内容が開くことができるファイルであるかを確認します。これは、有効な画像ファイルが正しい Mac のファイルタイプを持っていないことも多いからです(特に Internet でダウンロードした場合)。この“ファイル確認”は最初にファイルを開く際の時間を著しく長くします。ファイルリストを有効なファイルタイプだけに限定するには、“開く”ダイアログで“全タイプをチェック”チェックボックスのチェックを外してください。 さらに、ファイルを開く際の最初のファイルリスト構築は、普通は数秒で終わりますが、場合によっては少々長くかかります。これは ImageViewer-J が、単に“開く”ダイアログでファイルを1つ開くだけでなく、リスト内のファイルを切り替えながら移動できるように設計されているからです。リスト構築を中止したければ、構築中に□+.(コマンドおよびピリオド)キーを押し続けてください。 ヒント:ファイルリストの構築は、読み込み可能なファイルと不可能なファイルが混在のフォルダよりも、読み込み可能な画像ファイルばかりが納められたファイルを指定した方が早く終わります。 制限:現時点では、ImageViewer-J はプログレッシブJPEG を開くことができず、エラーになります。これは ImageViewer-J が JPEG の解凍を QuickTime に依存しており、QuickTime 2.5 の仕様によりサポートが行われていないからです。なお QuickTime の将来のバージョンでは、何らかの対処がなされるものと期待されています。 画像の保存 ImageViewer-J は、以下のファイルタイプで画像を保存できます:GIF/JPEG/PICT/TIFF。画像は単に保存される場合は、現在のファイルタイプと圧縮方式で保存されます。ファイルメニューから“別名で保存”を選ぶと、ファイルタイプと圧縮方式が指定できます。現在“別名で保存”で特に指定しなければ、JPEG ファイルは必ず“高い”品質で保存されます。 画像を保存するには、ファイルメニューから“保存”を選んでください。これで変更を加えた画像を現在のファイルタイプと圧縮方式で保存できます。 ファイルメニューから“別名で保存”を選ぶと、ダイアログボックス内のポップアップメニューでファイルタイプと圧縮方式を指定できます。ファイルタイプを変えると、対応する圧縮方式のオプションが現れます。例えば JPEG 圧縮方式が選ばれると、その品質も設定できます。 プリファレンスの“プレビュー&アイコン”カテゴリで“ファイルを保存した時”に作成がオンになっていると、ファイルが保存される際にプレビューとアイコンが作成されます。 制限:JPEG ファイルは、メモリ上に解凍されるので高速に表示されるのですが、同時に2つの問題があります。1つは、解凍されたデータが大量のメモリを消費してしまう(これは全ての圧縮されたデータについて言えますが、JPEG に顕著です)、そして2つ目は、保存時にデータが再圧縮されるため画像品質が劣化することです。現在、将来のバージョン(できれば次のバージョン)で、圧縮データを維持するオプションを追加する予定です。 リストの保存 現在のファイルリストを独立したカタログファイル(“カタログ”ファイルを参照)として保存、あるいは HTML ページとして書き出すことができます(“HTML”ファイルを参照)。 カタログファイルを保存、あるいは HTML ページを書き出すためには、ファイルメニューからリスト保存を選択します。 入力 画像をスキャン、あるいは特定のフォーマットのファイルを読み込むために、PhotoShop の入力プラグインが利用できます。そのためには、プラグインフォルダの場所を指定しておかなければなりませんので(通常は PhotoShop のプラグインフォルダでしょう)、場所の情報がなければ ImageViewer-J を起動時に指定するように促されます。なおプラグインフォルダは、ファイルプリファレンスでも指定できます。 画像が入力されると、ファイルリストに追加するためにファイルを保存するように促されます。 画像を入力するには、ファイルメニューの“入力”コマンドを使ってください。 注意:プラグインの読み込みを常時無効にするには、プリファレンスの“ファイル”カテゴリで“プラグインをロードしない”をチェックします。 ヒント:スキャンされた画像を維持するためのバッファメモリは巨大です。そのため画像をスキャンするには、最低でも ImageViewer-J の使用メモリサイズを 12MB 以上に設定してください。 カメラの選択 複数のカメラが利用可能なら、現在のカメラを変更できます。ファイルメニューから“カメラ選択”を使ってください。 特殊なファイルコマンド ImageViewer-J は、アプリケーション内からファインダ操作を行うための多くの便利なファイルコマンドを持っています。例えばファイルメニューからコマンドを選ぶだけで、ロケーションへのコピー、ロケーションへの移動が行えます。また、ファイルメニューの特別サブメニューのコマンドで、ゴミ箱へ移動やファイルの削除、重複ファイルの削除、リソースの除去、そして名称変更などが行えます。同様にプレビューおよびアイコンも作成できます。名称変更以外は、選択されている全ての画像に対して適用されます。 ロケーションの指定 ファイルをコピーまたは移動するには、あらかじめ対象となるフォルダかボリュームを現在のロケーションとして指定しておかなければなりません。ファイルメニューから“ロケーション追加”を選ぶと、場所が指定できます。新しいロケーションは、ロケーションウインドウ内のリストに追加されます。特定のロケーションを現在のロケーションとして指定するには、ロケーションウインドウ内のロケーションアイコンをクリックします。全てのコピーおよび移動操作は、現在のロケーションを対象として実行されます。これでフォルダ間で、簡単に画像を整理することができます。ロケーションを削除するには、ファイルメニューから“ロケーション削除”を選ぶことで、現在指定されているロケーションがロケーションウインドウから削除されます。 追加できるロケーションの数は、実用上無制限です。なおロケーションは、ImageViewer フォルダ内の“ロケーション”ファイルに保存されています。 ヒント:最初の 10 のロケーションには、左上に0〜9までの小さな数字が付いています。これら数字の付いたロケーションへ移動またはコピーは、Command+<数字>キーで実行できます。この操作により、指定したロケーションが選択され、前回行われた操作を基にして移動またはコピーが繰り返されます。前回移動したのか、コピーしたのか分からなければ、一度ロケーションへ移動あるいはロケーションへコピーを実行してください。 ロケーションへコピー 現在のファイルあるいは選択した複数のファイルを複製し、現在のロケーションに保存することもできます。この機能は、画像ファイルを分類する場合、あるいはバックアップコピーを作成する際に便利です。 現在のロケーションへのコピーは、ファイルメニューから“ロケーションへコピー”を選びます。単一画像表示形式の場合は、現在のファイルがコピーされます。リスト表示形式では、選択された全てのファイルがコピーされます。またリスト表示形式の場合、ロケーションの1つに選択したファイルをドラッグ&ドロップすることで移動、あるいはその際に option キーを押していることでコピーすることができます。 複数のファイルをコピー中は ImageViewer-J での操作は行えませんが、他のアプリケーションへ切り替えて操作を行うことはできます。ImageViewer-J のコピーは、少なくともファインダと同等の速度で行われます。 ロケーションへ移動 オリジナルのファイルと現在のロケーションが同じボリュームの場合、単にファイルの位置情報が変更されます。もし異なるボリュームなら、現在のファイルあるいは選択された複数のファイルの複製が現在のロケーションに保存され、オリジナルファイルは削除されます。この機能は画像の分類に便利です。なおボリューム間での移動は、同じボリューム上での移動よりも時間がかかります。 現在のロケーションへ移動するには、ファイルメニューから“ロケーションへ移動”を選びます。単一画像表示形式の場合は、現在のファイルが移動されます。リスト表示形式の場合は、選択されたファイル全てが移動されます。またリスト表示形式の場合、ロケーションの1つに選択したファイルをドラッグ&ドロップすることで移動、あるいはその際に option キーを押していることでコピーすることができます。 複数のファイルを移動中は ImageViewer-J での操作は行えませんが、他のアプリケーションへ切り替えて操作を行うことはできます。ImageViewer-J の移動は、少なくともファインダと同等の速度で行われます。 ファイルをゴミ箱へ移動/ファイル削除 プリファレンスのファイルカテゴリの“ファイル削除...”の設定によって、現在のファイルあるいは選択された複数のファイルを、ゴミ箱へ移動あるいは削除されます。 ファイルをゴミ箱へ移動(または削除)するには、ファイルメニューの“特別”サブメニューから“ゴミ箱へ移動(またはファイル削除)”を選びます。 複数のファイルをゴミ箱へ移動中(または削除中)は ImageViewer-J での操作は行えませんが、他のアプリケーションへ切り替えて操作を行うことはできます。 **注意:ゴミ箱へ移動ではなく、ファイル削除を選ぶ場合は、よく考えてから決定してください。削除されてしまったファイルを、復活させる手段はありません。** 重複ファイルの削除 拡張子を除いた部分の名前とサイズが同じ重複した無駄なファイルを削除します。現在のリスト内の全てのファイルが検査の対象となります。 重複ファイルを削除するには、ファイルメニューの“特別”サブメニューから“重複ファイルを削除”を選びます。 ファイル名の変更 現在のファイルの名称を変更します。 ファイルの名称を変更するには、ファイルメニューの“特別”サブメニューから“ファイル名変更”を選びます。 プレビューおよびアイコンの作成 現在のファイルあるいは選択された複数のファイルのプレビューおよびアイコンを作成します。このコマンドが使われる際には、プレビュー&アイコンのプリファレンス設定が適用されます。この機能はプレビューを使ったリスト表示形式の際、あるいは複数のファイルにプレビューおよびアイコンを作成する際に便利です。 プレビューは、プリファレンスの色数、サイズおよび圧縮オプションを使って作成されます。 プレビューのサイズおよび品質は、これらの設定に依存しています。一般的に、“数千色”は品質とサイズのバランスが良いようです。 現在のファイルあるいは選択された複数のファイルのプレビューおよびアイコンを作成するには、ファイルメニューの“特別”サブメニューから“プレビュー&アイコンの作成”を選びます。 複数のファイルおプレビューを作成中は ImageViewer-J での操作は行えませんが、他のアプリケーションへ切り替えて操作を行うことはできます。 ヒント:作成および表示を高速化するためには、圧縮は“なし”を指定してください。 注意:プレビューおよびアイコンを作成する場合は、バッチ処理を使わず、“プレビュー&アイコンの作成”をお勧めします。 リソースの除去 現在のファイルあるいは選択された複数のファイルからリソースを除去します。プレビュー関連の全リソース、アイコン関連の全リソース、あるいは全てのリソースのいずれかが指定できます。これは画像を“フラット”にする場合(Windows 95 などと互換性があります)、あるいはいくつかのプレビュー設定を実験する場合に有効です。 現在のファイルあるいは選択された複数のファイルからリソースを除去するには、ファイルメニューの“特別”サブメニューから“リソース除去”を選びます。 注意:使用には注意してください。 バッチ処理 ファイルのバッチ処理とは、特定の操作をファイルリストに適用する方法です。ImageViewer-J は、異なる操作のバッチ処理を連続実行させることができます。 自由度の高い設計により、簡単に強力なバッチ処理を実現します。実行する操作とその順番を指定するだけです。操作リストが一杯になるまで、指定する操作の組み合わせに制限はありません。バッチ機能を持つほとんどのプログラムでは、使い方を理解するのも大変ですが、ImageViewer-J では単純なドラッグ&ドロップ・インタフェースを採用しています。つまり必要なのはアイコンをドラッグすることだけなのです! バッチ処理を指定するには、操作アイコンを操作リストにドラッグします。オプション設定を持つ操作では、操作アイコン上でマウスボタンを押し続けると、設定を行うためのポップアップメニューあるいはダイアログが表示されます。操作アイコンをダブルクリックすると、リストへ追加あるいはリストからの削除が行えます。 バッチ処理が完了すると、ファイル名と共にエラーリストが表示されます。 バッチ処理を開始するには、ファイルメニューから“バッチ処理”を選び、開始ボタンを押します。 注意:バッチ処理は便利な機能ですが、これ以上の改良や変更は予定されていません。バッチ処理の実現には、AppleScript を使いたいと考えています。 印刷 現在の表示形式により、単一画像でも画像リストでも印刷することができます。ただし印刷範囲指定に関わらず、画像全体あるいは全ての画像リストが印刷されます。 印刷には、ファイルメニューから“印刷”を選びます。 制限:現時点では、印刷範囲指定に関わらず、画像全体あるいは全ての画像リストが印刷されます。 また現時点では、用紙設定で用紙方向を指定しても設定は無視され、必ずプリンタドライバの初期設定(普通は縦方向)で印刷します。 以上